第6話 学習の成果

社内廊下にて・・・
健人「あ?、年末年始の暴飲暴食のせいで太ってしまった・・これはマズい!!I先輩に合わせる顔が無い。」
とつぶやきながら歩いていると前から室長が...
室長「あら、健人君!むつかしい顔してるけれど...どうかした?」
健人「えーっと...実は太ってしまったんです...僕 それで困っているんです。」
室長「そうか、太ってしまったのね。それでどんな風に困っているの?よかったら
   相談にのるけど」
健人「えっ・・・、了解しました。すぐに伺います。」
健人「優しそうに言ってくれたけど... なんか怒られそうで余計おちこむなぁ?。」
足取り重く室長の部屋に向かう健人、
健人「失礼します。あの、太ったことについて説明しますっ!」
室長「そんなしゃちほこばらなくてもいいわよ。怒られると思っているんでしょう。誰だって年末年始はおいしい物を沢山食べる機会があるから太って当然だと思うわ...」
健人「ああよかった。やっぱりそうですよね」
室長「家族や友達とおいしく食べて飲んでどうだった?」
健人「そりゃ楽しかったですよ。仕事のことも忘れてリラックスした気分でした。」
室長「それはとってもよかったじゃない。」
健人「ありがとうございます。怒られると思ってきたのに分かってもらえてなんかちょっとホッとしました。でもよく考えてみると、せっかくI先輩から、僕のお父さんの健康のことについても相談にのってもらっていたのに...合わせる顔がないなぁと思うとへこんでしまったんです。」
室長「どうしたの?お父さん何かあったの?」
健人「そうなんです。メタボリックシンドロームと診断されてひどく落ち込んでるんです。」
室長「それは困ったわね。それでI先輩はあなたにどんなアドバイスをしてくれたの?」
健人「それがですね、為になる情報はたくさんいただいたのですが、ああしろ、こうしろとはっきり言ってくれないんですよ。」
室長「そうなの... それでどうしたの?」
健人「しようがないので、自分でもう一度メタボリックのことを調べて、何かいい方法がないか考えてみたんですよ。それをI先輩に聞いてもらおうと思って」
室長「そうか、自分で調べたのね。じゃあ私にメタボリックシンドロームについて調べたことを教えてくれるかしら?」
健人「それでは報告させていただきますっ。メタボリックシンドロームとは腹囲 男性85cm 女性 90cmに加え血中脂質(中性脂肪150mg/dl以上あるいはHDLコレステロール40mg/dl未満)・血圧(最大血圧130mmHg以上または最小血圧85mmHg以上)・空腹時血糖(110mg/dl以上)のうち2項目以上で異常があった場合に診断されるものです。またその診断を受けるということは、糖尿病・高血圧などの病気になる危険性が健康な人よりも高くなるということです。」
室長「へぇ、ずいぶん勉強したじゃない。ばっちりね。それで改善策も何か考えた?」
健人「はい。脂肪をためない食事を摂ることはもちろん、日常生活で有酸素運動を心がけ脂肪を燃焼させる筋肉を作らなければなりません。また、無理をせずに月に1?2kgの減量を目標にしていくことが大事です。」
室長「なあるほど...それでお父さんには具体的にどんなアドバイスをしたの?」
健人「お母さんに、夕食を脂肪控えめの和食にしてたんぱく質と野菜中心のメニューにしてもらうように頼みました。あとは、両親に歩数計をプレゼントして一日一万歩目指して一緒に歩いてもらうように提案してみました。」
室長「健人君は、親孝行ね。お父さんだけがんばるのではなくお母さんも一緒というのがとってもいいわ。家族がみんなサポートし合っている感じ。」
健人「そうなんですよ。父親も落ち込んでいたのが結構明るくなって」
室長「そうでしょう!誰もつらい思いをして、自分だけ悪者みたいな感じでがんばるのは
   やっぱりやりたくないし続かないものね。」
健人「今から考えるとI先輩はわざと答えを言わずに僕に考えることを促してくれたんだと思います。なんていい先輩・・・」
室長「そこまで分かっているのね。健人君もずいぶん成長して大きくなったね。なのになんで憂鬱そうな顔だったの?」
健人「・・それが・・父はokなんですが僕が太ってしまって。体重計に乗ってみましょうか・・・   ギエーツ やっぱり」
室長「そうか! 納得 この体重を落とさない限りはあこがれのI先輩には会えないものね・・・それで憂鬱そうな顔してたのね。」
健人「図星です。さすがに年の功ですね室長 トホホ・・・」
最後にちょっと嫌味をこめて室長に言ったものの、まだまだ自分の未熟さを実感する健人君でしたが、ほめられて結構うれしくもなってやる気が・・・でてきています!

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 第6話 学習の成果

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://kyoto.kyotokojohokenkai.jp/mt4_12/mt-tb.cgi/377

コメントする